コロナ過の影響で外出自粛となり、自宅で出来るDIYがブームになりましたね。その中には買い物の回数を減らす為に庭の畑を作り、家庭菜園を始める方は増え、これまでになく園芸店売り場が大混雑となりました。
もちろんコロナでなくても、節約の為や定年退職をして人の為になることをしようとして家庭菜園を始める方もおられますし、子どもに収穫体験をさせてやりたいとの願いから野菜を育て始める家庭もあります。
一から始める畑のDIYは大変ですが、収穫は本当に喜びです。また毎日新鮮な野菜がわんさかと成り、買い物に行く回数も減ります。
管理人も、庭で畑をやっている一人です。畑での栽培歴10年目になります。畑を作る前は、プランターで栽培していました。そして園芸業界に従事していました。園芸歴19年です。
今思えば砂利がびっしりと敷かれた庭だったので大変重労働でしたけど、畑を作って本当によかったと思っています。収穫の楽しみ、健康がてら運動や体力維持を兼ねてやっています。農業されている年配の方は若くみえますし、元気ですよね。
それでは、経験を元にこれから庭で畑を作りたい方向けにお話ししていきます。
家庭菜園(畑)を庭でつくる理由!【初心者向け】
庭に畑をつくるか?畑を借りるか?悩みますよね。
畑を借りたら野菜作りの面積も増えますし、支柱もきちんと固定できます。しまいにはビニールハウスだって建てられます。(周りの迷惑にならない範囲内で・・・)
しかし、レンタル費用がかかります。また続けられるかどうかもわかりません。
一方、イチからの庭で畑づくりは重労働ですが、自宅の敷地内で行う野菜づくりには沢山メリットがあります。
万が一コロナによって自宅待機になっても収穫出来ます(人がいないうちに収穫するとか人と人との距離は適切に保つ必要がありますが。)
水道が近い
これが一番のメリットですかね。野菜づくりには水はかかせません。地植えでも夏場は水をあげた方が元気さが違います。また、定植したての場合には、根が活着するまで水を切らさないように気をつける必要がありますから近いのは便利です。ジョウロやペットボトルでの水汲みは大変ですからね。
毎日観察できる
週一の観察では足りないこともありますが、庭なら朝もしくは夕方3分観察するだけです。(野菜が育つと楽しくてついつい長めにみてしまいますけどね)仕事をしている方にとっても近いほうが管理しやすいですよね。
欲しい時にすぐ収穫できる
思い立ったら、すぐに収穫できます。夕食中であっても収穫可能ですから助かりますね。料理に緑を足したいとか一品足りないという状況にもおいても助かる
畑のレンタル代がかからない
敷地内ですので、お金がかかりません。土地を購入したわけですから有効利用したいですよね。
移動時間がいらない
ガソリン代もかかりませんし、移動時間の分を作業に当てられます。
道具もすぐ片づけられますし、培養土や肥料も自宅から運び込まなくてもいいので楽です。
汗をかくのでシャワー浴びたり、着替えも気軽に行えます。
作業中、人目を気にしなくてもよい
借りた畑と自宅の庭では安心感が違うと思いませんか?作業も落ち着いてできます。もちろん、人それぞれかもしれませんが・・・。意外と畑ってさりげなく見られています。特に畑をされている方にね。
庭でつくるメリットは沢山ありますね。
家庭菜園を庭のどこですれば良い?広さは?
自宅の敷地内で家庭菜園を始める場合、
どこに菜園や畑を配置すればよい?
地面を掘る時に気を付けるポイントは?
どこが最適な場所なのか悩みますよね。
答えは・・・、
長くなってしまったので別の記事でまとめました↓↓
家庭菜園を庭で作ろう<準備編>
はじめて畑を作る方の為に、最低限準備する物をまとめてみました。
<準備する道具>
◎剣先スコップ
◎移植ゴテ(=小型シャベル・地域によってはスコップとも呼ばれる。)←必須!
◎手袋
◎園芸用のふるい
◎ホーの形をした万能クワ(あれば土を掘る時に便利)
◎平グワ(なくても可能だが、あれば耕す作業・畝づくりが楽になる。小さな畑なら少し大変だがスコップ・移植ゴテ、万能クワで代用可)
◎囲い又は仕切り(芝生庭なら芝ストッパーも合わせて準備必要)
・【10選】庭の畑づくりにかかせない囲いと仕切り!花壇にも(記事)
・庭の畑に必要な囲いをDIYする|材料のアイディア集(記事)
庭に相性の良い囲いや仕切りを検討し、必要なら用意しておきます。囲いがある方が土が盛れるので囲った方が良いかと思います。排水性も良くなります。見栄えも良いです。
管理人は畑の囲いにフリーデザインエッジを使用しています。
・フリーデザインエッジのレビュー【7年間使用した正直な感想】(記事)
芝生の庭の方でしたら、侵入を防ぐ為に芝生ストッパーも用意します。
上記以外で、レーキがある方は石を取り除く時に代用できます。管理人も持っていませんのでなければ大丈夫です。一般家庭ですから代用できるものは代用して、必要だと感じた時に購入した方が良いと思います。
初めに、必ず手袋をして作業を開始してください。ケガ防止はもちろん、虫が苦手な方には精神的に安心感があります。(軍手より、園芸用などの手のひらにコーティングされている手袋の方が扱いやすいです。)
庭で畑づくり開始<手順説明>
まず草むしりから始めます。
長年放置した土地でつくる場合、草がボウボウになっていませんか?
草むしりが一番大変です。時間もかかります。すぐ生えてきます。
植える時期がギリギリで一刻も争う場合は、業者に頼るのも手です。
草刈り発見110番では、全国に対応しており、一坪500円~で最短即日対応してくれるようですよ。
一応、公式サイトを貼っときます。詳しく知りたい方はどうぞ。
高齢等の理由で自宅の草むしりが困難な方にも助かりますね。
草むしりが終わったら、本格的に畑づくり開始です。
作り方① 畑の周囲を囲むように印をつける
写真は畑を新たに拡張した時のものなので、わかりにくくてすみません。
畑を作る位置に長い棒や支柱等で周囲を囲みます。このように目印にすると作業時もわかりやすく、完成後の見栄えもきれいです。
作り方② 地面の表面の砂利を取り除く・雑草を抜く
地道に草取り、地面上にある石を取り除きます。芝生庭の方は、芝生をはがします。
作り方③ 掘り始める
鍬や剣先スコップを使って、掘り始めます。土の大きい塊があるならほぐしながら掘ってください。狭い菜園には移植ゴテも割と使えます。野菜作り時でも移植ゴテは必要ですから数本あると便利です。そのまま土に差しておけば続きの作業が始められます。
この時できる限り深く掘ってください。目安は深さ20~30cm程です。掘れるところまで大丈夫です。
深く掘り過ぎると配水管がある場合があるので、気を付けてください。ちなみに管理人は30cmより手前に一つ発見したことがあります。
もし石だらけの地面や硬い地面なら、土寄せも出来る万能鍬(ホーの形をした物。フォーク状では無い物)があると便利です。腰に負担の低減出来、少々強めに叩くと石を砕くことが出来ます。掘る作業が格段と速くなります。もしかすると、通常耕す時に使う鍬でもいけるかもしれません。
もちろんツルハシ等の石を砕く道具をお持ちの方ならそれも使えます。
浄化槽付近の場合は、時間がかかりますが移植ゴテや感覚のわかる手で慎重に掘った方が良いです。
作り方④ 土の中は石だらけ!ふるいで取り除く
何も手入れしていない土の中は、石だらけですね。石を取り除く道具として、ふるいがあると時短になります。この時、ふるいの網は一番荒いものを使用します。
同時に割れた茶碗等ゴミが混じっていたなら除きます。大きめの岩や割れたレンガ等を発掘したら、囲いの不足部分に補ったり、囲いの支えとしても使えるので庭の隅にとっておくと何かと便利です。
<ふるいはどんなの買えば良いか?>
ふるいは、細・中粗・粗いといった3枚の網がついているものを購入すると、用途別に使い分けることができ便利です。
当初は勿体なくてふるい無しでやったこともありますが、使った方が非常に時間の節約になります。ちなみにふるいは後に種まき用の培養土づくりで使う機会も出てきます。
さて、ふるいで石を除去していると、様々な虫に遭遇するかもしれません。
・コガネムシの幼虫どうする?
害虫ですから移植ゴテや割りばしで取り除きます。
・ミミズはどうする?
ミミズは土を耕してくれる助け手となります。またミミズのフンは肥料ともなります。土の中いる生き物(ミミズや土壌微生物等)がバランス良く存在しているからこそ野菜が元気に育ちます。
ミミズは気持ち悪い!なんて思われる方にお勧めな本はこちらです。
著者名:『土壌微生物のきほん』
シンプルな図やイラストが多く、土の中の仕組みが大変わかりやすく学べます。更に驚きなのが、この本を読んで大の苦手だったミミズに愛着を持てるようになった人を知っています。
漠然としながらの土作りを開始するよりも、土の中の仕組みが理解し、土壌微生物やミミズの特性を知るならば、自分で試行錯誤しながら考えて出来る野菜栽培への近道ともなります。
⑤畑の周りを仕切りで囲う
用意した囲いや仕切りで畑の周りをぐるっと囲います。
フリーデザインエッジ・レンガブロック・材木・レイズドベッド等用意した気に入った囲いで仕上げてください。
囲いによっては内側に土を入れていないので、完全には固定できていないかもしれません、最後に微調整すれば大丈夫です。
芝生庭の方は、芝生の根どめ(ストッパー)をさしてから囲います。
⑥土づくり
いよいよ苗を植える前段階ですね。土づくりです。土作りは野菜苗の植え付け2~3週前までに行うといいですね。
もしこの時点で野菜の種まき適期時期が過ぎているのであれば、セルトレイの代わりに卵パックに種まきしておいたもよいのかもしれません。大根やニンジン、ホウレンソウ等の直根性の野菜は不向きですが。
では、話を戻します。
まず最初に、酸性に傾いている土をpH5.5~pH6.5程度に酸度調整する為に、苦土石灰100g/㎡を施し、混ぜ合わせます。苦土石灰はアルカリ性に傾ける効果があります。尚毎年入れ続ける量は育てる野菜によって異なります。
家庭菜園では、苦土石灰は粉より粒状の方が使い勝手が良いです。苦土石灰よりアルカリ成分が弱い牡蠣殻石灰もお勧めです。生石灰はアルカリ成分の強いので、間違えて購入しないように注意してください。
自宅の庭の土壌の酸度が気にある方は、酸度計が販売されています。
その1~2週間後にやることとして、腐葉土や堆肥2~3kg/㎡、元肥(有機肥料又は化成肥料)を混ぜ合わせて、なじませます。この時、手で握っても指でつっついても崩れない程の塊が出来たら水はけが悪い状態なので、パーライトも入れます。
はてな
庭の土は、なぜそのまま使ってはいけないの?
酸度pHの関係・・・野菜の適した酸度は、種類によって異なりますが大体pH5.5 から pH7.0です。日本の為は酸性雨ですし、放置していた庭の土をそのまま使用すると酸性が強いです。したがって、アルカリ性物質(苦土石灰・牡蠣殻石灰等)を土に混ぜ込むことによって中和し、最適な環境にしていきます。
肥料成分や団粒構造にする為・・・庭の土には野菜の生育する為に十分な肥料も含まれていませんので肥料成分を補う必要があります。
また野菜作りにふさわしい土「団粒構造」に変えていく必要があります。詳しくは下の記事で書いています。
>>・団粒構造とは?その方法は?野菜がよく育つ土づくりを目指す(記事)
ここで土作りに関しての疑問にお答えします。
堆肥は何を買うといい?
堆肥は、醗酵牛糞がお勧めです。安い鶏糞と違って、牛糞は醗酵がきちんと終えているものは匂いが少ない(ほとんどないに等しい)ので近所迷惑になりません。今までに醗酵牛糞で臭いがきついといったハズレを引いたことはありませんが、一部の方はあるようです。不安な方は、完熟牛糞とうたっているものを購入した方がよいかもしれません。牛糞は肥料成分も他の堆肥比べて含まれています。
使用量は最初は3kg/㎡で、毎年入れ続ける用として堆肥2kg/㎡程です。非常に入れ過ぎると野菜が枯れたという話も聞きますから、継続して入れることが大切です。
牛糞堆肥と併用して、自家製で堆肥つくれます。生ゴミコンポストですね。牛糞よりC/N率や肥料成分が少ないので、これのみでは厳しいかもしれませんが、ふかふかの土をつくる土壌改良としては有効です。加えて、益虫のミミズも増えます。
>>・【生ゴミのコンポスト】プランターで自作する|パスタも!?
もし虫が苦手なら、室内で出来る生ゴミ処理機も良いですね。
その中でもナスクルはバイオ剤等の定期交換は必要ありませんし、臭いもありません。手軽に良質な堆肥が作れます。ご家庭の生ゴミも減ります。
詳細は、ナスクルの公式サイトを参考になさってみてください。わかりやすいです。
>>公式HP1秒で終わる生ごみの処理"ナクスル(NAXLU)"
肥料は何を買うといい?
肥料にも無機質・有機質とあります。
<無機質・化成肥料の場合>
有機100%栽培にこだわりがないのであれば、有機質入りの化成肥料が手軽です。有機肥料と化成肥料のいいとこどりした肥料です。
↓↓この肥料は、粒が小さく扱いやすく混ぜやすいです。
<有機質・有機栽培の場合>
有機栽培とは有機物である自然のものを使用すること、つまり科学肥料、人工の物は使用しないということですね。
有機栽培を目指すなら、米ぬかや油粕の原材料のぼかし肥料・草木灰、堆肥を土に混ぜ込みます。どうしても化学質肥料を施し続けると、微生物の減少によりやせた土となります。それに対し有機質肥料は、自然本来のサイクルが失わず、バランスのとれた良い土となり、植物が元気になります。連作障害にもなりにくくなります。
例えでいうと、化学性肥料は西洋医学(西洋薬)・有機質肥料は東洋医学(漢方薬)のようなものですかね。細かく追及すると一部違う点もあるかもしれませんが、そんな感じです。
しかし有機栽培は、現実問題、作業の手間(時間)とコストがかかります。
本来は失敗を避ける為には期間を置いて馴染ませたいところですが、狭い畑だとそこまで待てないのが実状ですよね。ですから堆肥と肥料を投入後、定植する野菜の根が触れないように気を付けて植えてみてください。案外、収穫までありつけます。リスクを減らす為に混ぜ込んでいない土を苗の下に置いて植えると良いかもしれませんね。根に直接当たると肥料やけを起こしますからね。(尚ここに書いてある栽培法は自己責任でお願いします。急いで植えなければと思う時に思い出す程度でとどめてください。)
完全有機栽培が出来たら、野菜にとって一番良いのですが、家庭菜園ばかりに時間をとられるのも現実的に不可能なので、化成肥料・有機質肥料と兼用しています。肥料に無関係ですが農薬も使っちゃっていますしね。
ですから、双方の良いところを上手くいいとこ取りして、土づくりや元肥に堆肥や有機質肥料も施し、追肥には、化成肥料を施していく感じでも良いですね。
作り方(番外編)畑に培養土を入れるならどれだけ必要?
家庭菜園の土を入れる為に、一坪(約二畳)でどのくらいの培養土が必要となるのでしょうか?計算してみました。
「厚み(深さ)10cm分欲しい場合」の計算式は次の通りです。
まず10cm=0.1mに変換します。
厚み(深さ)0.1m×一坪3.31㎡=0.331㎥
培養土は大抵の単位Lで記載されていますので、㎥をLに変換しなければなりません。
1㎥=1000Lとなるので、
0.331㎥×1000L=必要数331L
必要数331L÷袋容量25L=13.24袋
13袋と少し必要となります。
まとめると、
<一坪(約二畳)当たり>
厚み(深さ)10cm分入れる場合は、容量25Lの培養土で13袋と少し必要です。容量40Lなら8袋と少し用意します。
厚み(深さ)20cm分入れる場合は、容量25Lの培養土で約26袋と一袋の半分必要で、容量40Lなら約17袋用意します。
作り方⑦ 畝づくりをする(必要な場合のみ)
使う道具は、平グワ。なければスコップや移植ゴテを使用します。
水はけの悪い土(水が引かずに水溜まりが出来る程水はけが悪い状態です。)の場合は、特に畝を作られることをお勧めします。理由は、水が流れるようにする為です。畝を作るといっても、10cm程ぐらいの高さで十分です。幅は広い方がいいですね。最終的には畑の面積と合わせることになりますが。
畝は必要?
狭い菜園の場合、周りより少しでも高いのであれば、それが畝の代わりになるので必ずしも必要ではありません。管理人の畑も、土不足で作れなかった時が何十回とありますが特に問題なく生育していました。夏野菜(トマト・ナス・キュウリ・ピーマン等)も収穫出来ています。周りよりほんの数センチ高いだけなんですけどね。
といっても、畝を作るなら新鮮な空気が入ってきますし、肥料を与える時や通路がつくる場合は便利です。また排水性の悪い畑は作った方が良いです。
作るなら、あまり高すぎる畝も良くないので、高さ10cmの平畝にして、向きは光が均等にあたる南北畝が良いかと思います。作業通路は40(~50)cmとると作業がしやすくなります。
最後に囲いを整えたら、畑の土台は完成です。お疲れさまでした!
畑づくりが終わったら早速やることは、野菜の種や苗選びですね。
種まきや苗の適期時期でしたら、今のうちに幾つかの園芸店やホームセンターで苗や種を見に行くことをお勧めいたします。店によって強みがありますから、取り扱っている品種がそれぞれ違いますよ。
ホームセンターでも、販売する種袋がタキイ種苗(※)が多い店やサカタのタネやトーホクが多い店といったように異なります。メーカーが違うと、品種も違うことが多いので何件か見て周るといいかなと思います。JA産直の販売店(農協)ですと、丸種などが多かった気がします。もちろん、楽天やAmazonの方が豊富な品揃えで購入できます。
(※)タキイ種苗・サカタのタネ・トーホク・丸種は種苗会社の名前です。
春や初夏に家庭菜園を始める方は多いですよね。その月に植える野菜を次の記事にまとめました↓
その中でも一番人気の夏野菜と言えばトマトですね。ミニトマトの苗を購入する時に悩むことといえば、品種が多すぎて何を選んでいいかわからない!らしいです。ご参考までに↓ミニトマトのおすすめ品種をまとめてみました。
良い苗の選ぶとその後の生育も違ってきますよ。
家庭菜園を庭でつくってみて8年後に思うこと
これまで土づくりについて説明しましたが、粘土質や砂浜のような庭の土が悪すぎる庭でなければ・・・、
最初の段階では市販の培養土を購入して庭の土と混ぜ合わせた方が楽です。立派な野菜ができますし、成功する確率も高くなります。
なぜ学生時代に土作りについて学び、園芸企業に従事していた管理人がこんなこと言っているかというと、規模にもよりますが、市販の培養土と自分で配合して作る場合とコストが変わらない、もしくは高くつくことが多いからです。もちろん山土をもらえるとかの土に関して、ツテがある場合はその限りではありません。
植え終わった後や一回野菜を作った後に土の構造の仕組みを落ち着いて学んだ後、土づくりを始めても問題ないかなと思っています。
かなり私見が入っていますが、初めての野菜作りで失敗したら続かないのではないかなと思うわけで。なにより家庭菜園を始めるハードルが下がります。収穫時にはこの畑づくりの大変さは完全に忘れていまいますけどね。
しかも畑作ったら、すぐ植えたいですしね。市販培養土なら調整済みなので植えることが出来ます。培養土と苗を一緒に買って帰れます。
ちなみに値段が安すぎる培養土は上手く育たず失敗につながるので避けた方が無難です。
また植え付け前には十分に耕して、土に新鮮な酸素を送り込んで、フカフカな状態にしておいてください。野菜の根は人間にとって口です。野菜の根の負担が減ると、きちんと育ちます。
家庭用のミニ耕運機を使うと時短になりますよ。コンパクトながらも労力半減に!ラクに耕せます。
庭づくりで思うことは、過ごしやすい気候やちょっと寒い時期に行う方が体力的に楽ですね。でも早く植えて収穫を楽しみたいですから、思い立ったらすぐに行動した方が良いのかもしれません。
そして多少コストかかけても、雑草防止にマルチした方がラクになりますよ!一度購入するマルチの単価を計算してみてください。使ってもいいかなって思うはずです。省スペースならマルチの代わりに使える物もあります。
以上、庭での畑の作り方でした。