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家庭菜園は庭のどこに配置すると良い?つくる方角は?

庭の敷地内で家庭菜園のスペース作りをするには、将来を見越して実行することも大事です。

中間地で、ミニトマトやキュウリといった夏野菜を収穫するには4月までに、大根や白菜といった秋野菜なら7~8月までに(熱中症になりやすいので6月辺りの方が良いですね)畑を作り終えるとスムーズに行きます。

庭づくりを計画されている方、庭のどの位置で家庭菜園をしようかと考えている方向けに、家庭菜園の配置場所や方角についてまとめてみました。

家庭菜園を庭に配置する|どこにつくるか考えよう!

庭で畑をつくる前にまず考慮することや検討しなければならないことがあります。

屋外の水道付近につくると楽!

野菜づくりと言えば、水は必要不可欠な存在です。

種まき時から野菜が大きくなっても、収穫時の土を落とす際にも水を使います。加えて、農薬を散布する際も必要です。

雨水だけでは足りないので、水道近くに菜園があると非常に便利です。ちょっと不足しているなと思ったら、すぐ水をあげることが出来ます。

逆に遠いと、ジョウロやペットボトルに水を入れる作業工程が増えます。ですから、近いだけで作業効率がアップにつながるので、可能ならば近い方が楽です。

水道管や排水管の位置の確認

庭を掘る方は確認しておいた方がよいです。水道栓や排水の蓋を開けると、どの向きについているかわかります。破損したら一大事ですからね。

排水管が25~30cm辺りを掘ると出てきたことがあります。意外と浅いですよね。

庭のレイアウトや将来を見越して考える

邪魔にならない場所や、将来を見越して考えます。

(例)将来ここにウッドデッキや物置はおかないだろうか?駐車スペースにしないだろうか?バーべーキュースペースをつくるのか?

もし将来用途を変更したい場合は、仕切りをコンクリでうったりして固定してしまう畑の作り方はしない方が無難です。

また年々、植えたい野菜が増えていきます。そうなると畑のスペースを広げていきたくなります。

畑スペースを別の場所に設けるなら良いですが、一カ所で作りたい場合は畑面積を拡張できるかどうかを考慮します。

日当たりの良い場所であるか?

一日中、日当たりの良い場所であること。

夏野菜のトマト・キュウリ・ナスを育てたいと思っておられる方は、収穫量を落とさない為にも6時間は日の当たる場所がベストです。

畑は二つないし三つに分けても大丈夫です。メリットもあります。連作回避に有効です。作業も楽になることもあります。塀沿い等、普段使用していないスペースを活用できます。

メインは日当たり抜群の場所で、サブなら隙間スペースや半日陰でも大丈夫です。そして日陰で育つ野菜も割とあります。

>>・日陰でも育つ野菜は?日当たりの悪いベランダ菜園や北の庭で。(記事)

地面は掘れるのか?

大半は掘れる庭ですが、中には掘れない庭があるようなので、注意が必要です。

 >>・庭の畑の深さはどのくらい必要か?【収穫写真有】(記事)

管理人の畑は、20~30cm掘ると粘土質になっており人力で掘っても数センチ掘るだけで1時間以上はかかります。ここはあきらめて上に土を盛って高さを出します。

畑の面積は妥当か?

畑はお手入れが欠かせません。管理のしやすい大きさでしょうか?

もし、植えたい野菜があるならその植えるスペース分は確保して、サイズを決めます。

最初から広すぎると作業時間を費やす為、あまりおすすめはしません。

 >>・・家庭菜園の広さと幅はどれだけ必要?(記事)

家の外壁に泥はねしないか?

家の建物からなるべく離します。

雨の時泥はねを防ぐ為です。家から離す距離は1mぐらいあると良いですね。高さのある囲いと自宅の外壁が接近し過ぎるとコケが生えてくるかもしれません。

家庭菜園を庭でつくる方角は?

条件としては、先ほどあげた通り、日の当たる場所が良いです。そう考えると、理想の方角は南側の庭の方が野菜にとっては好条件でしょうね。

もし東や西の場合は、植物にとって大切な朝日が当たる場所や午前中に日が当たる場所を選んだ方が良いです。光合成が午前中の方が活発になるからですね。

畝も南北方向に作る方が、東と西側からの日が差せる為、ムラがなく良いかと思います。

東西方向だと、北側が陰になることも。

といっても、狭い庭や畑の場合は、畝の向きは限られる為、野菜の背丈等植える野菜をよく考慮しながら工夫していくことしか出来ませんがね。

【家庭菜園】庭での配置「図面案」

これまで考えてきたように、家庭菜園の他に庭で何をしたいか?おしゃれ重視か実用性重視か?によって作り方は異なってきますね。

ここでは、庭に野菜畑を作る為に庭の方角別に配置案を考えてみました。

斜めにしたり、カーブしたりと自由にアレンジ出来ます。

南の庭【駐車スペースと別】での配置

建物が北にあることを想定しています。

フリースペースは、空いた場所でバーべーキューや子供のプレイスペースとして使用可能です。

例)図の方角

 (自宅がこちらにある事が前提)

 

靴が汚れない畑

<メリット>

両側から収穫できる。通路なしの幅狭畑。雨の時のちょっと野菜が欲しい時にも靴が汚れず収穫できる。庭のフリースペースが広くとれる。拡張しやすい。

<デメリット>

通路がない分、密植栽培気味になる。

長方形の庭。上が北・下が南の方向です。家の配置は上(北側)です。

畝あり基本の畑

<メリット>

フリースペース多めで隅っこに畑がある為、スッキリとみえる。拡張しやすい。
<デメリット>

畑の面積が大きい為、畑内に通路が必要。

フリースペース多めのシンプル畑

<メリット>

意外と多いレイアウト。フリースペースがほしい方に最適。庭が広く感じる。植える作業も収穫も楽。仕切りが少なくて済む場合がある。

<デメリット>

特になし

シンプル畑の拡張版

<メリット>沢山の種類を植えることが出来、収穫量も増やせる。作業スペースも確保しやすい。

<デメリット>

おしゃれなポタジェガーデン畑

<メリット>

海外でよく見るおしゃれなベジタブルガーデン。見た目が高さのある囲いを使用することで土の量が多く出来る。一つ一つ仕切られている為、輪作することが出来、連作障害を回避可能。収穫も楽。

<デメリット>

掘ったり、耕したりするのに少し大変。土が大量に必要なので初期費用がかかる。

収穫量が満足できる畑

自給自足に近い量の収穫量が見込める。多種多品目や輪作も可能。何十年か先にこのようになる方もおられるのでは?

<デメリット>

フリースペースがとれないので、遊びをとるか食をとるかですね。

南の庭【駐車スペースと共同】での配置

アイランドキッチン型の畑

<メリット>駐車スペースを多く確保した配置。アイランドキッチンのように行き止まりがないので両側から移動する事が可能。窓から眺められる。

<デメリット>

畑の面積が小さくなる。耕すとき下水や水道管に注意が必要。

カウンターキッチン型の畑

<メリット>無駄なスペースが出ないようにした配置。駐車スペースも確保できる。細長い方に長期栽培する野菜を植えることが出来る。

<デメリット>

下水や水道管、浄化槽等の配慮が必要。

すっきり控え目畑

<メリット>大きくなった野菜が見やすい。収穫が楽。あまり靴が汚れない。将来拡張しやすい。細長い畑でもサツマイモも簡単にできる。

<デメリット>駐車する時に注意する必要がある。境目がフェンスの場合、近隣宅に水をかけないように配慮が必要。

菜園計画の立てやすい畑

<メリット>畝も作れ、菜園計画の立てやすい形の畑。収穫量を確保出来、自給自足に近づけられる。子どもが社会人になった家庭でよく見かけるタイプ。

<デメリット>駐車スペースが狭い。

西(東)の庭の配置

東の庭の場合は反転します。

<メリット>人目をあまり気にしなくて良い。

<デメリット>日陰になる部分もある


以上、家庭菜園は庭の配置(案)の記事でした。ご参考いただけましたら幸いです。

  • この記事を書いた人

よーさん

園芸業界内の一企業に就職経験があり、現在は連作障害で頭を抱えている一人。  趣味:園芸店巡り

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