家庭菜園の人気NO1ミニトマトの植え時期となりましたね。春は、土作りをして、あとは植えるだけの状態にしておくと良いですね。雨の多い月ですが、マルチをしておけば、雨上がり後でもすぐ植え付け可能です。特にミニトマトは4月中旬(所によっては上旬)には植えられるので準備はお早めに。
例年苗の販売時期が早まっており、早植えされる方も多くなってきましたが、ウリ科のキュウリやピーマンなど寒さにやられて失敗して、二度買いされる方もおられます。きちんとお住まいの気温(特に最低気温)をご確認し、植えることをおすすめします。そして植えた後も風よけ等しっかり風や寒さ対策をすると失敗は避けられます。
それでは、4月に種まきと定植の出来る苗の種類を見ていきます。菜園計画としてお役立ていただければと思います。
4月に植える野菜の種類一覧
植え時期・種まき日や収穫期は、中間地を基準にしています。
アブラナ科
※アブラナ科はモンシロチョウの幼虫の食害に遭いやすいので、トンネル用支柱と防虫ネットで対策をお勧めします!
キャベツ
形態:苗 (4月中旬まで)
植え付け:畝幅60cm・株間40~45cm
(2列植え→畝幅80cm 条間50~60cm 株間40~45cm)
いつ収穫できる?:約 2ヶ月半~3ヶ月後
春キャベツは柔らかく美味。防虫ネット必須。
ブロッコリー・茎ブロッコリー
形態: 苗 (4月中旬まで)
植え付け:畝幅60cm 株間40~45cm
(2列植え→畝幅80~100cm 条間60~70cm 株間40~45cm)
いつ収穫できる?: 約3ヶ月後
緑黄色野菜。虫が付きやすいので防虫ネット必須。茎ブロッコリーの収穫は側枝がメイン。
カリフラワー
形態: 苗 (4月中旬まで)
植え付け:畝幅60~70cm 株間45cm
(2列植え→条間:60~70cm・株間45~50cm)
いつ収穫できる?: 約3ヶ月後
花蕾を食す。収穫時に白い花蕾は圧巻であり、見ごたえ有り。広い畑向けの野菜。
ケール
形態:苗 (4月中旬まで)
植え付け:畝幅60cm 株間50cm(2列植え→畝幅100cm 条間60cm 株間50cm )
いつ収穫できる?: 約2ヶ月後
青汁で有名な野菜。カルシウム・βカロテンが豊富な野菜の王様。暑さに比較的強い傾向がある。
コールラビ
形態:苗
植え付け:畝幅60cm 株間30~40cm(2列植え→条間40~50cm・株間30~40cm)
いつ収穫できる?: 約1ヶ月半後
肥大させる為に株間はきちんと取る。キャベツやカブのような甘みがある。生でも火を通しても食べられる。
チンゲンサイ・ミニチンゲンサイ
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間:30cm 株間10~15cmの2列植え(ミニ種は株間約10cmでも可能)
いつ収穫できる?:約45日後・ミニは20~30日後
ミニ種は草丈10~15cm程。一般的なタイプは草丈20cm。
ミニ種なら株間も狭く、収穫も早いので小さな畑やレンタル農園に向いている。中国野菜の仲間。
ラディッシュ(ハツカダイコン)
形態:種
植え付け:畝幅40cm 株間3~4cm(2列まき→畝幅60cm 条間30cm 株間3~4cm)
いつ収穫できる?:約30日~45日後
栽培期間が短く、スライスしてサラダに最適。
カブ
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間小カブなら10cm・大カブなら30cmの2列まき
いつ収穫できる?:小カブなら45~50日、大カブなら60~90日
カブには中カブや大カブもあるが、初心者の方や庭で栽培するなら栽培日数が短い小カブがお勧め。
大根(ダイコン)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間25~30cm(2列まき→畝幅80cm 条間40cm 株間25~30cm)
いつ収穫できる?:約2ヶ月半
大根は本来寒さに強いが、春まきは収穫までの期間が短い。
ホースラディッシュ
形態:苗
植え付け:畝幅80cm・株間30cm
いつ収穫できる?:約6~7ヶ月後
和名「西洋ワサビ」「山ワサビ」。根を食用する。ローストビーフに添えられることが多く、味はワサビそのもの。食欲増進になる。
小松菜(コマツナ)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間3~4cm間隔
いつ収穫できる?:約30日程。
ほうれん草より鉄分が豊富。葉かき収穫も可能だが春は害虫の被害に遭いやすいので株ごと抜き取る方が無難。
ミズナ(水菜)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間3~4cm間隔
いつ収穫できる?:約60日後
店先で販売される水耕栽培された水菜とは歯ごたえが異なる。
チーマ・ディ・ラッパ
形態:種(4月中旬まで)
植え付け:畝幅60cm 株間20~30cm
いつ収穫できる?:約3ヶ月以降
南イタリアのなばな。苦味が少なく甘みがある。
ターツァイ(ターサイ)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間20~30cm(2列まき→畝幅80cm 条間30~40cm 株間20~30cm)
いつ収穫できる?:1ヶ月半~2ヶ月後
秋冬はロゼット化するが、春は葉が立ちがあがり草姿が異なり。青梗菜より全くクセがない為、汁物に入れて柔らかくなる。炒めものにも。葉が細かいので株ごと収穫する。
カラシナ(からし菜)の仲間
形態:種(4月上旬まで)
植え付け:畝幅60cm 株間20~30cm2の列まき
いつ収穫できる?:約60日後
ピリッと辛みを持つ野菜が多く、マスタード、コーラルリーフ、わさび菜等、品種は多種多様。コーラルリーフは赤紫色で害虫がつきにくい。
ルッコラ
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間3~4cm間隔
いつ収穫できる?:約30~60日後
イタリアン野菜。ピリッとした辛味とゴマに似た風味。
カイラン
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm・株間20~30cm
いつ収穫できる?:2ヶ月ちょっと過ぎ
ブロッコリー茎のような食感で若い茎葉と花蕾を食す。
サイシン
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm・株間20~30cm
いつ収穫できる?:約60日後
ナバナの仲間で中国野菜。収穫方法は花が1~2輪程咲いた頃に花から20cm程下の部分で摘み取る。耐暑性有。
ナス科
ジャガイモ
形態:種イモ(4月上旬まで)
植え付け:畝幅60cm 株間30cm
いつ収穫できるか?:約3ヶ月後
育てやすい野菜で初めての方にも向いている。葉かきすることでイモを太らせることが可能。種イモが2月ぐらいから店先に出始める。
男爵、メークイン、インカのめざめ、キタアカリ、アンデス赤、ニシユタカ等色も食感も豊富。
トマト(ミニ・中玉・大玉)
形態:ポット苗・挿し木
植え付け:畝幅60cm 株間45~50cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間45~50cm)
いつ収穫できる?:約2ヵ月後
収穫期:5月に苗の定植すると7月〜8月
トマトの中でも、特に家庭菜園で大人気なのはミニトマト。上記より狭い株間であっても肥料さえ切れなければ次々に収穫可能。ベランダ菜園にも。苗の種類が豊富過ぎて悩む方もいるとか。
ユウガオ
形態:ポット苗
植え付け:栽培スペース2~3メートル
いつ収穫できる?:約3ヵ月後
寿司でよく見かけるカンピョウはこのユウガオを乾燥させたもので出来ている。雑草よけに敷き藁や防草シートをマルチのように使う方もおられる。
ナス
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60~70cm 株間50~60cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間50~60cm)
いつ収穫できる?:約1ヵ月後
収穫期:7月〜9月
料理に使いやすいのは長卵形。水なすも美味。白ナスや緑ナスなど一般に出回っていない品種を作るのも家庭菜園ならではの醍醐味。煮る・炒める・焼く・揚げる・漬物等様々な料理法に使える万能野菜。
ピーマン
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 株間45~50cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間45~50cm)
いつ収穫できる?:約1ヵ月後
収穫期:7月~10月
「京みどり」は、一般的なピーマンより実は小さいが次々と成る為、豊産で初心者でも作りやすい。
シシトウ
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 株間45~50cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間45~50cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月後
収穫期:7月~10月
辛味があるので、トースターで焼いて、鰹節と醤油をたらして食べると美味。
トウガラシ
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 株間45~50cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間45~50cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月~2ヵ月後
収穫期:7~10月
生のまま、乾燥させて食す。スーパーで国産の乾燥トウガラシが出回っていないので、安心を求める方に。
マメ科
枝豆(エダマメ)
形態:種
植え付け:畝幅80cm 条間45~50cm 株間20~30cmの2列植え
一列なら畝幅60cm程。
いつ収穫できるか?:約2ヶ月半~3ヶ月
プロテインが流行っている中で、野菜の中で唯一のタンパク質源。子どもたちにも人気がある野菜。湯上がり娘は甘く、とれたてで茹でると感動する。
インゲン
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~100cm 条間40~50cm 株間30cm)
いつ収穫できるか?:つるなしなら種まき40~45日後・つるありなら種まき後65~70日後。5月初めまでに種をまけば6月中旬に収穫可。
収量は落ちるが、つるなしなら夏野菜のピーク前に収穫することできるので、6月に重宝する野菜。また秋まで持ち越さないので菜園計画が立てやすい。コンパニオンプランツとしても利用可。
落花生(ラッカセイ・ピーナッツ)
形態:種・ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間60cm 株間30cm
いつ収穫できるか?:約5ヶ月後
収穫期:10月
ナス科のトマトやナスのコンパニオンプランツ。マルチ代わりにもなる。食育として独特な実の成り方に子どもと楽しめたといって翌年リピートするケースも。収穫後殻付きのまま塩ゆですると非常に美味。おつまみにも。
アオイ科
オクラ
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株30cm)
いつ収穫できるか?:2ヵ月以降
収穫期:7~10月
間引かず3本立ちのまま定植すると草丈も低くなる収穫しやすい他、適度な日陰により実も硬くなりにくい。庭や貸農園にはこの方法を強く勧める。
モロヘイヤ
(写真準備中)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅60cm 条間30cm 株30cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月~1ヵ月半
収穫期:7~10月
葉を食用する。刻むとぬめりがある。花には毒性がある為絶対に食用しない。
おかのり
(写真準備中)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~100cm 条間40cm 株30cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月半
収穫期:5~9月
乾燥させると海苔のような香り。病害虫につきにくいので栽培容易。
ウリ科
キュウリ
形態:ポット苗・種
植え付け:畝幅60cm 株間45~50cm(2列植え→畝幅120cm 条間60cm 株間45~50cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月後
収穫期:6月下旬~8月(5月に定植時)
「夏すずみ」や「北進」は王道。イボなしなら「フリーダム」もお勧め。昔ながらのイボイボキュウリを求める方は四葉系の「シャキット」
苗の値段が高くても、ウドンコ病の耐病性のある品種を購入する失敗しにくくなり、収穫も増えるので十分元がとれる。連作するなら接ぎ木苗を購入したり、長ネギと根が触れ合うように一緒に植えて良い。
カボチャ・ミニカボチャ
形態:ポット苗
栽培スペース:四方2メートル
いつ収穫できるか?:約2ヵ月後
収穫期:8~9月
庭や小さな畑ならネットに這わせて空中栽培の出来る手の平サイズのミニカボチャがお勧め。キュウリと同じ株間で栽培可能。ミニカボチャで不動の人気を誇る「坊ちゃん」は生クリームかけてデザートにもなる。栄養価の高いおやつである。
イネ科
トウモロコシ
形態:種
植え付け:畝幅80~100cm 条間50~60cm 株間30cmの2列植え
いつ収穫できるか?:品種によるが約2ヶ月半~3ヶ月
収穫期:7~8月
人気野菜の一つ。受粉しやすくする為に2列植える。別の種類のとうもろこしを植えない。アワノメイガ対策が必要。
キク科
春菊(シュンギク)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間15~20cm
いつ収穫できる?:約1ヶ月後
株ごと又は摘み取りながら収穫する。クセの少なく、生で食べられるサラダ春菊もある。
ミニゴボウ(サラダゴボウ)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 株間10~15cm
いつ収穫できるか?:種まきから約4~5ヵ月後(品種による)
種は一晩吸水させて植えると発芽率アップして揃うので、その後の管理がしやすい。約30~40cm程の短形ゴボウなので家庭菜園向き。株間10~15cm程で省スペースで作れる。サカタのタネの「ダイエット」は株間3~5cmでも良い。連作はしない。
玉レタス (結球レタス)
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm
いつ収穫できる?:約2ヶ月程
肥料切れを起こすと上手く結球しない為、注意が必要。
茎レタス (ステムレタス)
形態:ポット苗(4月中旬まで)
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm
いつ収穫できる?:約2ヶ月程
太らせた茎を食す。別名はアスパラガスレタス。乾燥させてヤマクラゲが作れる。
リーフレタス(結球しないレタス)
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm(バラまきのベビーリーフは除く)
いつ収穫できる?:約30日後
収穫期:(5~)8月上・中旬頃まで
初心者にもピッタリの野菜。チマサンチュ。フリンジグリーン、サラダ菜、赤葉等お好みの品種を選ぶ。緑より赤葉の方が作りやすい。
結球しないのでベビーレタスから大株のレタスまで育てられる。葉かきとり収穫可能。手巻き寿司からサラダまで用途色々。
写真は、日陰で種まきして育てたベビーレタス。
ロメインレタス(コスレタス)
形態: ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm
いつ収穫できる?:約60日
半結球レタス。育てやすく、中央の葉が巻き始めたところで収穫する。
金時草(キンジソウ)
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm
いつ収穫できる?:約1ヵ月半
収穫期:6~10月
金沢の地方野菜。葉をお浸しなどにして食用する。茹でると葉が紫から緑に変わる。暑さに強い熱帯アジア原産。
ヤーコン
(写真準備中)
形態:苗
植え付け:畝幅80~100cm 株間50cm
いつ収穫できる?:約6ヶ月後
食用部分は根。連作障害や病害虫の問題もなく育てやすい。プランター栽培には不向き。
ヤマノイモ科
ヤマイモ(長芋)
形態:種芋(植え付け5月上旬まで)
植え付け:畝幅1~1.5m 株間50cm
いつ収穫できるか?:約7ヵ月
収穫期:11月
野菜嫌いの孫や子供達も喜んで食べる野菜の一つ。
つる性の野菜で長期栽培が必要となる為、狭い畑だと不向きの場合も。支柱立てが必要。芋以外にもむかごも楽しめる。長芋の他に、自然薯やイチョウイモ、ツクネイモがある。
根茎だけでなく、ムカゴも大量につく。食感は粘り気のない長芋のようで毎年ムカゴご飯が楽しめる。
ヒユ科
テーブルビート(ビーツ)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間10~12cm
いつ収穫できる?:約2ヶ月半後
色素はポリフェノール。輪切りにすると赤色のものから上の写真のような年輪模様になる種類もある。ピクルスやサラダに。
スイスチャード(フダンソウ)
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間4~5cm程
いつ収穫できる?:約1ヶ月以降。種まき時期により異なる
野菜だけでなく、茎の色彩を利用して花壇に植えられることもある。病害虫に強い。
ホウレンソウ
形態:種
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間3~4cm
いつ収穫できる?:播種時期によって異なるが30~60日以降
中央アジア原産。土壌が酸性だと生育不良を起こすので酸度調整をしっかりと行う。
隣の野菜の影になる所で栽培可能。鉄分豊富。
ミョウガ科
ヒバンガナ科(ユリ科)
長ネギ
(写真準備中)
形態:種(4月上旬まで)
植え付け:種まきの場合は畝幅90cm 条間20~25cmで筋蒔きする
苗の場合は畝幅1m 株間5cm(2列植え→畝幅1m 条間90~100cm 株間5cm)
いつ収穫できる?:約4~5ヶ月以降
ニラ
形態:苗・種
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~100cm 条間40~50cm 株間30cm)
いつ収穫できるか?:約3ヶ月後
種からだと生育が遅いので沢山収穫するまでに時間がかかる。
ナス科のトマトとナスとのコンパニオンプランツとも連作障害予防にも。
初心者向けの野菜だが、こぼれ種でどんどん増えて、雑草化する場合もあるので注意が必要。
リーキ(ポロネギ)
(写真準備中)
形態:種(4月上旬まで)
植え付け:種まきの場合は畝幅90cm 条間20~25cmで筋蒔きする
いつ収穫できる?:種からだと約8ヶ月以降
(七月に植える苗は、畝幅60cm 株間10cm)
別名は西洋ネギ、ポロネギ。下仁田葱のように太くて短いネギ。緑の色の葉の分岐部分に成長点があるので、そこが土に埋まることがないように気をつける。
セリ科
ニンジン
形態:種
いつ収穫できる?:3ヶ月後
植え付け:畝幅60~70cm
五寸タイプ→条間30cm・株間10~12cm
三寸タイプ→条間20~25cm・株間10~12cm
いつ収穫できる?:約3~4ヶ月後
光好性種子の為覆土はうっすらと。ペレット種子など加工されていない種の場合は密にまくと発芽率がアップする。
水切れに注意し発芽できれば後の管理は比較的簡単。
収穫し忘れるとトウ立ち(花が咲くこと)して実の芯が固くなる。
ベータリッチ(サカタ)は甘く、カロテン豊富。
パセリ・イタリアンパセリ
形態:ポット苗
植え付け:畝幅60cm 条間30cm 株間30cm
いつ収穫できる?&収穫期:種まき後約二ヵ月半後~晩秋まで
ハーブの仲間。初心者に最適でプランター栽培可能。北側の玄関先等の半日陰になるところでも生育可能で、収穫方法は必要な分だけかき取る。パセリはナスのコンパニオンプランツとしても。
ミツバ(三つ葉)
形態:種
植え付け:畝幅40cm 株間5~6cm(2列植え→畝幅60cm 条間30cm 株間5~6cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月半~2ヵ月
収穫時期:5月下~10月
日陰で簡単に栽培可能で、毎年種がこぼれて増えていく。鉄分やビタミンA・C等栄養価の高い。プランターでも育てられる。茶碗蒸しを作る時など思い立った時にあると便利。
パクチー
(写真準備中)
形態:種
いつ収穫できるか?:約1ヵ月半~2ヵ月
収穫期:5月下~10月
タイでは一般的な野菜で個性的な風味。少量収穫できればと思われる方は苗も販売されている。プランターでも栽培可能。
スープセロリ
形態:種・ポット苗
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~100cm 条間30cm 株間30cm)
いつ収穫できるか?:約1ヵ月半
収穫時期:5月下~11月上旬
セロリよりクセがなく食べやすい。種まきからだと生育まで少々時間がかかる。袋やプランター栽培が可能で、青ジソと一緒に寄せ植え可能。
チャービル
(写真準備中)
形態:苗
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~90cm 条間30~40cm 株間30cm)
いつ収穫できる?:約1ヶ月後
フランス料理に添えられるハーブ。プランターで栽培出来る。明るい日陰の場所で育てるとかたくなりにくく、柔らかい葉が収穫できる。
シソ科
チョロギ
(写真準備中)
形態:苗
植え付け:畝幅60cm 株間50cm
いつ収穫できる?:約6ヶ月半~7ヶ月後
食用部分は根。細長い渦巻き状の貝のような形で、生で酢漬けしたシャキシャキとらっきょうを食べているかのよう。加熱するとほくほくとした食感になる。
エゴマ
(写真準備中)
形態:種
植え付け:畝幅60~80cm 株間30~40cm
種まきは1cm間隔で筋まきする。
いつ収穫できる?:約2ヶ月後(草丈30~40cmぐらいになったら)
エゴマと聞くと、エゴマ油が有名。エゴマ油はタネから採れ、オメガ3系脂肪酸が含まれている)青シソの形にそっくりだが、シソの味はしない。韓流野菜。
ショウガ科
ショウガ
(写真準備中)
形態:種イモ
植え付け:畝幅60cm 株間30cm(2列植え→畝幅80~100cm 条間40~50cm 株間30cm)
いつ収穫できるか?:6ヵ月(葉生姜は3ヶ月程)
収穫時期:10~11月
野菜の陰になる場所や日陰で育てる。コンパニオンプランツの役割として土壌殺菌の効果がある。連作を嫌う。熱帯アジア原産。
キジカクシ科
アスパラガス 緑・紫
形態:苗(4月上旬まで)
植え付け:畝幅1m 株間30~40cm
いつ収穫できるか?:1年以上と長い。ただし一度植えれば数年は収穫可能。
多年草。地植え推奨野菜だが、水やりさえきちんとすれば、野菜用の大型プランターでも育てられる。
採れたては甘みがあり非常に美味。緑と紫色の二種あるが、経験上緑の方が収穫量は多い。
サトイモ科
里芋
形態: 種イモ
植え付け:畝幅1m 株間:40~45cm
いつ収穫できる?:約6ヶ月後(10~11月)
熱帯アジア原産。品種によって親イモや子イモを食べるか異なる。セレベスと八ツ頭は親・子・葉柄を食用可能。
高温多湿を好むので、夏場など乾燥しやすい時期は株元にワラを敷くと良い。