通販やホームセンターで手に入りやすい花壇や畑の囲い「タカショーのフリーデザインエッジ」。コンパクトな上に自由設計出来る優れものです。
かれこれ庭の家庭菜園用として買い足したりと9年は使い続けておりますが、購入当初、使い方の詳しい説明書が付属しておらず、この使い方であっているんだろうかと思ったことがあります。
そこで、フリーデザインエッジの使い方をまとめてみました。
フリーデザインエッジの使い方で準備する物
<用意する物>
・フリーデザインエッジ(タカショー社製)
・付属のペグ
・カッター(又は糸鋸)
・軍手やガーデニング手袋
・ジョイント(別売り※なので必要に応じて)
・剣先スコップ(培養土を入れるときに使用)
・(必要に応じてハサミ)
本記事では、フリーデザインエッジのダークブラウンのLサイズを使用しています。使用感は次の記事にあります。
>>・フリーデザインエッジのレビュー【7年間使用した正直な感想】(記事)
※長方形や四角の花壇を作る場合は「角」を作るジョイントが4組入で別売りされています。実店舗で見かけたことはありませんので、アマゾンや楽天等のインターネット通販でで購入することが出来ます。
フリーデザインエッジの使い方の手順
怪我をしないように軍手をはめてから作業してくださいね。
まず作りたい面積に応じて、土を掘ったり石を取り除いたりして畑の土台を完成させます。
それからフリーデザインエッジを使います。以下では省略して「板」と読んでいます。
① エッジの曲がりクセを直す
購入時は丸まった形態で販売されていますよね。コンパクトで良いのですが、使用する際にはこの曲がり癖がクセモノです。
そこで使いやすくする為に、伸ばしていきまます。
まず広い場所で、下の写真のようにフリーデザインエッジを置き、やさしくやさしーく足で踏みながらまっすぐに伸ばしていきます。
写真は足は少々見苦しかったのでサンダルだけ映しました。
女性の方であれば、ヒール等硬いものは傷つくのでやめた方が良いかと思います。
最終的にはこんな感じになれば、いい感じです。
上は全体像です。踏むだけで、仮置きする際にやり易くなります。
今回は拡張した畑に残ったエッジとして使用したので短いですが、最初はもっと長いです。
②仮置きする
それでは早速、畑や花壇など使用したい場所に沿わせて仮置きしていきます。
この時に板の長さを調節します。作りたい花壇や畑よりも長くなりそうなら、糸鋸やカッターで切ることも出来ますが、そのまま重ねて使っても大丈夫です。多少劣化はしますが、畑を拡張したいと思った時に残しておいた方が便利です。最初から拡張出来ないとわかっている場合は板を切り取ります。そして残りの板は別の場所で使えますし、切り取った方が見た目もスッキリもします。
端に別売りのジョイントをつける場合は、この時点でつけます。
板を置くコツとしては、外側5~6cm程地面から隠れるように置くと安定します。
仮置きする際には、両端は石や木の棒等で軽く固定し、真ん中付近は内側に培養土を入れ、その土を手でグッと固めるようにしながら板を固定していきます。
管理人は庭にあった石を使用しましたが、何回も置き換えていたら傷つきましたので、慎重に置いた方が無難かもしません。
様子を見て、この時点で培養土を入れても良いです。満タンに入れるとこぼれるので、8割程度でおさえます。
③付属のペグを挿す
次の写真の通りに、挿していきます。
ペグが短いと感じた場合は、木の棒等を使って支えてるときちんと固定出来ます。
ペグは外側?内側に挿せばよい?
最初は倒れやすい方を支える感じで、どちらでも大丈夫かと思います。きちんと支えられているなら景観としてお好みで決めるのが良いかと。
経験上、長年使用していると内側の土が耕して土がフカフカになるせいか、板が内側に倒れてくる場合があります。もし内側に倒れてきたらペグを内側に指して直します。倒れても簡単に直せます。
実際にペグを外側と内側(表側と裏側)の二通りでやってみました。
・外側にペグを挿した状態
・内側にペグを挿した状態
板が二枚に重なっているのは畑を拡張したからですね。今回切らずにそのまま重ねて使いました。
③培養土を入れて完成!
最後にスコップで培養土を大量に入れたら完成です。畝を作る場合は沢山の土を入れる必要があります。
どれだけ培養土を用意すれば良いかわからない場合は、他の記事で記載しています。
以上です。囲いの中でも使い方の点でもお手軽な部類に入るのではないでしょうか。