最近では、駐車場や地面が掘れない庭でもプランターの代用としてガーデンフレームを購入し家庭菜園をされる方もいるようです。畑だけではなく、子どもの砂場遊び用に使われることもありので、子どもが大きくなったら野菜づくりに移行するパターンもあるのでしょうか。
庭で畑や花壇づくりに欠かせない囲いや仕切りにはレンガ、木材、コンクリ、プラスチック素材等材質や形や種類が豊富にあります。後悔しないように慎重に選びたいものですよね。
そこで、好みは十人十色違いますので、囲いを材質別にピックアップしてみました。
庭の畑づくりに囲いや仕切りって必要?
そもそも囲いや仕切りって必要なのでしょうか?
砂利がひいてあったり、芝生庭の場合には特に仕切りや囲いが必要です。それらがないと、耕す時に大量に石が入ってきて取り除く手間が増えますし、芝の根の侵入もしてきます。
また囲いがあれば良い土の少しでも多く入れることができます。野菜にとっても根が下まで深く張れますし良い環境になります。
囲いと仕切りを購入前に検討することは?
様々な種類があり、悩みますよね。でも買って後悔しない為にも色々と調べた方が賢明だと思います。
囲いを選ぶ際に何を重視するか?
自宅の庭でつくるわけですから、
「おしゃれ・憧れ重視でセンスのいい外観デザイン的な囲い」を求めるのか、
「節約重視でコストパフォーマンスに優れた囲い」を選ぶのか決めます。
もちろん、「低予算で割とおしゃれといったバランスのとれたもの」を探すのも手です。
自宅の建物の外観・庭の雰囲気と相性の良いものを選ぶ
和風、洋風の庭とありますね。ついつい憧れのカラーを選びたくなるものです。でも自宅や庭の雰囲気に合わせたほうが無難です。趣のある和の建物に洋風レンガが浮くのと同じですね。
また色合いにも気を付けた方が良いかと思います。
<ここで管理人の失敗談!>
管理人の庭はグレイ色の砂利庭ですが、アンティーク調レンガの花壇ブロックを購入し設置してみたら、見事に浮いてしまいましたよ。返品もできませんし、ずっと置いてあります。和風の庭でもないのに失敗しました。逆に枕木や樹脂木は相性が良かったです。
大きさ&長さは畑のサイズ感に合うか?
作りたい畑のサイズにぴったり合わせて作るのか、囲い(フレーム)のサイズに合わせて作るのか考慮します。無駄の少ない物を選んだ方スッキリ感します。
高さはあるか?
地面が掘れない庭なら、深さ30cmにはなるように高さのあるものを選ぶことをお勧めします。
他に検討するべきこと
・子どもも大人も安全であるか?
・長持ちするかどうか?
・曲線をつくるのか?
・作業のしやすさはどうか?
・一人で作れるのか?
・予算は計画通りか?
等があります。
囲いと仕切りの種類
大まかに分けて二つ、既製品(市販品)とDIY(手作り)があります。
この記事では市販されている既製品を材質別にまとめてみました。
セメントの基礎から作らなくても良いので、一人で簡単で楽に作れます。
芝生の庭の方は根が侵入してこないように芝の根止め(ストッパー)を合わせて購入します。
>>・庭の畑に必要な囲いをDIYする|材料のアイディア集(記事)
レンガ風の囲い
置くだけでグンと華やかさを演出させてくれます。そして簡単に洋風のお庭に様変わりしますね。
パイ風花壇ブロック
明るい印象のレンガブロックです。パーツの形状によって円(カーブ)形や四角の形の畑や花壇がつくれます。組み合わせるだけで楽に仕上げることができます。凹凸があるので、高級感があります。
管理人の家では、カーブ形を囲いとしてではなく収納用として使っています。BOXタイプだと踏み台になる等で防犯上で危険なこともありますが、その点でこのレンガブロックは安全です。ジョウロやシャベル、子どもの遊びグッズの目隠しに便利です。使用して年数は経ていますが目立った劣化は感じられません。
ストレート形:W35×H15cm
カーブ形:W38cm×H15cm
材質:コンクリート材
一つの重さ約3.9kgです。
販売元:ガーデン用品店
イージーウォール
上記と似たような商品が他のお店で色違いであります。おしゃれアンティーク風のレンガです。単色レンガではありませんので色合いが素敵ですね。
イージーウォール ストレート 2個入もあります。
らくらくレンガ花壇セット・日本製
セットになっているので購入も簡単で、仕上がりも綺麗です。作り方も積むだけという簡単さで30分以内でレンガ花壇や囲いがつくれます。中には10分程で出来たという強者も!
一つのセットで、幅100×奥行40×高さ20cmの大きさが作れます。
また下記のように自由自在に組み換えが出来ます。
<全8色>
スタンダードタイプ[ブラウン・レッド・ダークブラウン・ベージュ]
アンティーク調[ブラウン・レッド・ダークブラウン・ベージュ]
木材・樹脂材・枕木風の囲い
日本の家屋の相性も抜群です。建物の外観から、レンガ調が合わない時には枕木風や人工木だと自然で違和感がありませんね。
ガーデンボックス Kronus社
人気のポタジェガーデンがつくれます。最近ではこの形のレイズドベッドが流行っていますね。大きさもカラーも二つあります。
サイズ:W120cm×80cm×H19.5cm・W80cm×60cm×H19.5
材質:木材・留め具アルミ
カラー:ナチュナル・ブラック
フリーデザインエッジ
厚みもないので、狭い畑や小さな花壇に使用するとスペースを有効的に使えます。曲がる樹脂素材で簡単にカーブがつくれます。
長さが5mもあるので、ちょっとおしゃれなものを選びたい方やコスパ重視の方にお勧めです。もちろん安っぽくはみえません。あと軽いです。
管理人が現在、畑の囲いとして使用しています。フリーデザインエッジのレビュー&口コミは別の記事にまとめてあります。
・フリーデザインエッジのレビュー【7年間使用した正直な感想】(記事)
カラー:ダークブラウン・ブラウン
サイズ:Sサイズ幅9cm×5m・Lサイズ幅13.5cm×5m
枕木風花壇ブロック
枕木の風合いのある花壇ブロックです。本物の木材はちょっと・・・と思う方にお勧めです。腐らないので長持ちしそうですね。
一つのパーツ幅30cm×奥行6cm×高さ13cm(←一番高い部分で計測)
他にもバリエーションがあります。
販売元:植木鉢とテラコッタの専門店 鉢人
FRP連杭5本 平型
こちらは本物そっくりの立体型の丸太です。庭の風合いを大切にしたい方向けでしょうか。
置くだけで簡単に設置でき、とんがっている部分が少ないので怪我もしにくいです。
業界の展示会で使用したことがありますが、腐敗しませんので長く使用できます。他サイトで売り切れの多い中、アイリスオーヤマの通販サイトでやっと見つけました。
連杭花壇柵(焼杉材)
こちらは本物の木材なので風合いが違いますね。高さもあります。使用したことありますが割と軽いですよ。また作っていて長さが足りなくなった時でも年中手に入りやすい柵です。
種類は、W120×H30cm・W120×H20cmとミニ(杭が細いタイプ)W120×H20cmの3パターンありますね。
ポリプロピレン材の囲い
軽量なので、女性一人でも楽に作業できます。
どめどめシート LLサイズ
土の他に芝の根止めも兼ねています。高さがあるので野菜作りにピッタリです。ハサミで切ることができますので長さ調節しやすい囲いです。
高評価のレビューの多く、コスパ重視の方にお勧めです。
サイズ:LLサイズ 高さ27cm・長さ3m
BAOYOUNI 組み立て簡単ガーデンボックス プランターボックス
工具不要で組み立て可能で女性でも組み立てられます。網カゴのようなデザインです。
サイズ:幅39cm×長さ195cm×高さ53cm(内深45cm)
材質:PP
以上、10選でした。これからも随時商品数を追加していきます。
いかがでしたか?種類が本当に豊富にありますね。
後悔しないように色々吟味して、お気に入りの花壇・畑の囲いを見つけて欲しいと思います。
<<野菜を植える方必見!!>>
家庭菜園初心者の方も、そうでない方も悩む事と言ったら『ミニトマトの苗を購入する時』です。
なぜなら、ミニトマトの種類の多さは1位、2位を争うほど。
そんな困った時に参考になる記事を書いてみました↓↓↓