まさに畑づくり真っ只中で、地面を掘っている最中でしょうか?非常に時間のかかる重労働ですよね。本当にお疲れ様です。
掘っていると気になってくるのが、深さですよね。どのくらい掘ればよいのかわからなくなる気持ちわかります。庭や貸農園で家庭菜園を行ったしても、野菜にとっての必要な深さは同じです。
それでは早速経験を元に書いていきます。
畑の深さはどのくらい掘れば良いの?
野菜を育てる為にどのくらいまで掘ればよいのでしょうか?
理想の深さは40cmです。
でも実際掘ってみると25~30cm辺りから硬い層に当たります。人力でたった1cm掘るだけでも、非常に時間がかかります。
ですので、『最低限20~30cm掘れる』なら良いかと思います。もし野菜の種類によって土の深さが必要であれば盛り土をすれば大丈夫です。
と言われても、最低限っていわれると不安になる方もおられるのではないでしょうか?
大丈夫です!十分育てられます!
その根拠は管理人の栽培経験からの感想です。実際、管理人の畑では深さ約20~30cmで栽培しています。本当に大丈夫か見てみましょう。
畑の深さ20~30cmでも収穫できる?
深さが必要そうな野菜といえば根菜類ですよね。
そこで「サツマイモ」と「大根」で考えてみました。それではそれぞれの収穫時の写真をご覧ください。
サツマイモ
その中でも家庭菜園で子ども達に人気のある野菜といえば、『サツマイモ』でしょうか。収穫はまるで宝探しをしているかのようです。
深くなくてもサツマイモは育てられるのでしょうか?
これは実際の収穫時の写真ですね。
ご覧の通り、毎年収穫出来ています。苗6本植えて、80~120個程の芋が収穫できています。
そして毎年サツマイモの根によって勝手に耕してくれています。硬い層の部分にも突き破って根が伸びていることが多いです。
大根(ダイコン)
次に需要があって、深さが必要そうな野菜は大根ですね。
冬の鍋に重宝する大人気の根野菜です。
大根を栽培する上で理想の深さは40cmと言われています。
けれど管理人の庭の畑では、9月に種まきをして深さ20~25cm+盛り土10cm(畝)で育てています。
下の写真は今年2020年の11月末時点の大根です。まだ成長途中の段階ではありますので、これからもっと太くなります。(今年は葉が茂り過ぎて倒れてきてしまっている株もありますが・・・。)
※追記 昨年と同じ結果になりました。もちろん株によって個体差が有り、細い大根もありましたが一ヵ月半後に立派な大根に成長しています。
現時点でまだ収穫時期ではないので、下に去年収穫した大根の写真を載せてみました。
市場で二番目の大きさ大根2Lサイズの大根が収穫できました。
もちろん適切な時期に種をまくことが大事ですけどね。
まとめ
その時々の気象状況、栽培条件によって多少異なるかもしれませんが、
20~30cmの畑の深さ+盛り土で、大根やさつまいも等の根野菜も育てることも収穫可能であることがわかりますね。
もちろん深さ30~40cmと耕せるなら、その方が野菜の根の負担は低減するかと。
今回は根野菜に焦点を当てましたが、背丈の高くなる夏野菜、トマト・キュウリ・ナスなどもきちんと育てられますよ。
あまりに浅いと、支柱のグラつきをどう抑えるかが一番の課題となりそうです。