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フリーデザインエッジのレビュー【7年間使用した正直な感想】

タカショーフリーデザインエッジの使用レビュー

お庭で畑をつくる際に、外観デザイン上として、又砂利が入ってこないようにする為に囲いや仕切りを検討している方もおられるかと思います。

その囲いの一つとしてタカショーの『フリーデザインエッジ』というガーデニング用品があります。

本来は花壇での用途で作られており、シェードガーデンにも相性の良い囲いですが、お庭で家庭菜園をする際にも使えます。

庭木の囲いとして使われていることもあります。某ケーキ店では、シンボルツリーの囲いとして円形状に使われていました。三つをずらして並べられていたのでモダンテイストでオシャレでした。

現にそれを使って8年目(※)になりました。実際に7年使用した正直な感想のもとに書いていきます。

(※年数は去年のもので実質は9年目です。現在も変わらず使用しています。)

結果から申し上げますと、総合的に使い勝手がよく買って良かったです。

家庭菜園を畑でやり始めたきっかけは、少しでも節約になればと思って始めたので、なるべくコストを抑えたかったんですよね。他に必要な物を揃えるだけも初期費用がかかりますし。ですから低予算の物を探していました。

といっても他にも欲深く、目次下にある点を念頭に置いて真剣に選んでいました。

フリーデザインエッジを囲いとして選んだ理由

 ◎簡単に畑の形や面積を広げられる

 ◎低予算で必要以上にお金をかけない

 ◎腐らない、長く使える

 ◎軽量化であること(腰痛はつらい!)

 ◎持ち運びが楽で車に積める、コンパクト

 ◎処分に困らない。やめた時すぐ撤去できる

 ◎安全であること(尖がっていたり鋭利だと子どもは特に危ない。)

 ◎市販品を購入するなら安っぽくならないこと(ちょっとおしゃれ)

このことを考慮に入れた結果、まさに理想的な形だったのがこのフリーデザインエッジだったわけですね。

実は計画当初は、見た目もこだわりたくて、枕木やレンガを検討しておりました。庭の雰囲気も抜群に良くなるですよね。ですが、この二つは非常に重いんです。枕木・・・良い味が出ていていいですよね。いざ野菜を植えようとする前に疲れるか腰を痛めそうなのと、サイズを柔軟に変更できない為に断念しました。

安いレンガは6~8枚以上持つだけでも相当重いです。しかもフェンスのように囲うとなると沢山必要ですからね。ということで、この二つは除外対象に。

メモ

もし洋風のお庭を作りたい!おしゃれにこだわりたいので物足りない!と思われる方でしたら、一度試してみて家庭菜園が続けられると思ったなら、少しずつお気に入りのものを揃えるか、10年後には本格的なものに変えていってもいいんじゃないかと考えても良いかと思います。もちろん併用するのも有りです。おしゃれな囲い(レンガブロック)あります。

 

>>・【10選】既製品の囲いと仕切り(記事)

>>・DIY材料のアイディア集(記事)

さて気になるのは、使用感ですよね。

フリーデザインエッジのレビュー【7年使用した正直な感想】

Lサイズの良かった点と残念だと思ったところ(悪かった点)を取り上げてみました。あくまでも一個人の感想です。

Top画像は南の庭で日差しガンガン照りの場所で7年4か月使用した現状の状態です。実際より色とびしているような気がしますが、参考にしてください。

良かった点

畑の面積が簡単に変えられる柔軟さ

 ここ大事です!これが一番のメリットかと思います。野菜づくりにハマると畑を少しずつ広げたくなるものです。毎年植えたい野菜が増えるからですね。

現に管理人も徐々に大きくしていった一人です。設置当時に長いと感じてもカットせずに重ねておくなら、畑の面積を拡張時に非常に楽だと感じた経験があります。

低予算でつくれる

 管理人の畑は二つに分かれている為、3つ購入して使っています。二カ所の畑の広さを合わせると約2.35坪です。畑が一カ所であればもっと数を抑えられます。もし既成のガーデンフレームなら、およそ6~7個ぐらいは購入しなければならなくなるかなと思います。大きさや種類にもよりますけどね。

樹脂素材で劣化や腐りにくい

 木材樹脂素材とシンプル構造の為、今までに割れたことは一度もありません。正直、色ハゲと歪みはありますけどね。本物の木材ではないので、白アリの心配もなさそうです。

現に購入当時はこんなにも長持ちするとは思ってはいませんでした。現に七年使用していますから、もし3700円で購入したなら、一年で計算すると529円分ということですね。3つ購入したなら、1587円です。その金額以上の野菜をつくれば元が取れるということですね。

今でもまだまだ現役のフリーデザインエッジですが、今のところ目立った傷みもないので、10年以上は使えると見込んでおります。

 >>・フリーデザインエッジの使い方(記事)

 

軽い!持ち運び楽々

 コンパクトなので楽々車に載せられますし、余ったら物置を収納できます。

 レンガもコンパクトではありますが運び入れるのが大変で重労働です。実際にホームセンターでレンガを持ってみると、よくわかります。庭にレンガが引き詰められているお宅を拝見するとすごいなと感心してしまいます。

簡単に設置できる

形の周り置いて、ペグを差し込んで固定するだけなので簡単です。

畑の大きさに合わせてジャストフィットできる

 既製品のガーデンフレーム・レイズドベッドですとそのサイズに合わせて畑をつくらなければなりませんよね。でも、これは簡単にカッターで切れて、長さ調節できるので、ジャストフィットで庭や畑に合わせた大きさがつくれます。使い勝手よいです。

円形の畑(花壇)がつくれる

 素材が割と柔らかいので曲げたり形が変えられます。デザイン要素的に柔らかな曲線で描かれていると優雅であり、お庭の雰囲気がぐっと良くなりますよね。

隙間スペースに畑がつくれる

 幅100センチの畑、幅40の細い畑であっても自由自在につくれます。自由設計です。

丸み帯びているので安全ケガしにくい

 フチが鋭くなっていないので安全です。野菜づくりを始めると野菜や作業に気がとられ、意外と周りをよく見ていません。支柱でさえ時々刺さる?ぶつかることがあります。大人も子どもにとっても安全な畑にしたいですよね。

圧迫感がなく馴染む

どんな庭でも馴染むと思います。最近はツヤ消し素材のプランターが人気ですよね。テカテカしたプラスチック素材はおしゃれさが半減するからでしょうか?でも、これは木目模様で落ち着いた雰囲気があります。

無駄なスペースがない

 分厚くありませんので、無駄なスペースをとりません。狭い庭だと少しでも畑の面積を広くしてより野菜を多く植えたいですよね。ですから狭い庭や小さい畑の方にはもってこいの仕切りです。

<他の方の意見&口コミ

・容易にまたげるし、つまずいてこけたことがない。(いつもは何もない所でこけます。)

・和風でも洋風でも合うことのできるデザイン

・簡単に設置できる

・土留めとして使用したが、すっきりとしていて目立たなくて良い。

・しっかりしている

・曲線アーチがきれいで、手軽に花壇がつくれる

・お手頃価格で扱いやすい

残念だと思ったところ(悪かった点)

×砂利の侵入を完全に防げない

 元は花壇用なので耕す時にどうしても石が畑に入ってしまいます。

×きちんと真っすぐな直線にはならない

 木板のような固さがない為、歪みます。購入時の丸まった状態からまっすぐにするのにはちょっと大変です。

×耕すときに板が倒れたり歪む

 板のギリギリまで耕すとペグと一緒に倒れることがあります。

 ひと手間かけて、内側に木の棒を挿して支えなら倒れなくなります。

×高さが足りない

 ここが一番の欠点かと思います。板の幅(高さ)をもっと広くしてほしいです。これはタカショーさんへの改善要望ですね。植物のことを一番に考えるなら、良い土をもっと多く入れてあげたいですから。

 管理人の畑では深く掘れるところもあれば、掘れない部分もあります。ですので、Lサイズであって高さが足りないと感じることが多々あります。もしLサイズより10~15cm程大きいLLサイズが販売されたら絶対購入しますね。

 もしくはペグの長さをもっと長くするとか、この板を上下につなげられるようなものが別売りで販売されたら嬉しいですね。DIYがお得意の方は作れそうですね。

今のところ、深さがない部分には高さのある仕切りを併用することを検討しています。最近気になっているのはカインズのかんたんガーデンフレームですね。このフレームは積み上げられるので高さを出せます。ただ厚みがあって無駄なスペースが出来てしまうことと、畑のサイズに合わないのでやっぱり部分的な扱いになりますかね。

×地面が掘れない庭は不向き

 積み上げられないので、上に高くすることができません。畑にする場合、野菜に適した土の深さを確保し、耕す必要があります。地面が掘れない庭なら、畝を作るか、レイズドベッドやガーデンフレームの方が良いかと思います。

<他の方の意見&口コミ

・幅をもっと広くして、もう少し高さが欲しい。

・ペグが足りない。カットすると尚更必要だと思う

・まっすぐにならない

と、ここまで書きましたが、

注意

管理人が購入したのは、大きさはLサイズで、色はダークブラウンです。SよりLサイズの方が断然良いです。お間違えありませんように。

 

タカショーフリーデザインエッジについて

そもそもどういった物なのでしょうか?

タカショーから販売されている商品で、花壇をつくる際に土止めとして使われる囲いや仕切りのことです。株式会社タカショーは和歌山県に本社があり、エクステリアやガーデニング用品を多数取り揃えている会社です。その会社名の入った商品をホームセンターでよく見かけますね。

このフリーデザインエッジは、曲げることができるので円形やカーブさせて丸みの帯びさせる等、畑や花壇スペースを自由設計に作ることができます簡単にカッターで切ることができ、サイズ加工が可能です。庭の大きさに合わせられることが強みですよね。

見た目は樹脂木材で作られており、表面の木目の凹凸模様が施されています。ツヤのあるポリプロピレン素材のような安っぽさはありません。

畑にする場合、ある程度地面掘ることが出来る人向けの商品だと思います。

【商品仕様】

<カラー> ダークブラウン(こげ茶)・ブラウン(赤茶)

<大きさ> 幅9cmのSサイズ・幅13.5cmのLサイズ

<長さ> 両方共に5m

<付属品> 6本ペグ付

もし畑や花壇を長方形つまり、90℃の「角」を作りたい場合は、ジョイントが別売りで販売されています。正直ホームセンターで一度も見かけたことはありません。

 ・タカショー フリーエッジジョイント KFE-01BJ


改善してほしい点もありますが、総合的に見ると、低予算で買える満足のいく品物です。 

自由度の高い物を求めている方、コストを抑えたい方、軽い物を探されている方には検討する価値のある物ですね。

以上使用感レビューでした。

  • この記事を書いた人

よーさん

園芸業界内の一企業に就職経験があり、現在は、庭の畑で連作障害に頭を抱えている一人。庭以外にも35坪以上はある畑で野菜作りをやっています。 趣味:ホームセンター・園芸店巡り

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