緑のカーテンとして植えた朝顔、小学校から持ち帰った朝顔が次々と咲き始めました。
日本人好みの綺麗な花で鑑賞を楽しみました。
お次は種になるまで待ちます・・・いや、その段階になる前にあの有名な朝顔の色水遊びをしてみませんか?
現代では絵の具がとても簡単に手に入りますね。その理由は人工的に合成顔料がつくられるようになったからですね。服染めにも合成染料を使った商品が沢山販売されています。
だからこそ植物の花という天然素材でつくる色水遊びはお子様にとって染料と植物の結びつきを知る機会ともなります。植物やお花に興味をもつきっかけともなるかもしれません。
この記事では、朝顔の色水の作り方を写真付きで丁寧に解説いたします。
満開の大きな花が咲いている場合は別の方法でも遊べます。詳しくは下の記事を参考にしてください。
朝顔の色が水に染まるのはなぜ?
朝顔の花には「アントシアニン」の色素成分が含まれているからですね。ブルーベリーや紫色の野菜で知名度の高い成分ですね。最も含有量が多いとされる紫や赤紫の色素以外にも、青・オレンジ・赤色の花にも大なり小なり含まれています。
またアントシアニンは水溶性ですので、水に溶けやすいです。その為、色素成分が水に溶け出すことにより色が染まるということなんですね。
今回は朝顔の中でもアントシアニンが含有率は多い青色~赤紫色の花(閉じると赤紫色になります)で色水遊びをしてみました。
朝顔の色水の作り方
用意する材料
◎朝顔の花 ・・・紫や青系の花色がお勧め。蕾や破れた花も使用可能。
朝顔の花数や水の量はお好みで大丈夫です。今回は満開花2枚・萎んだ花5つ使用しています。
◎空の容器 ・・・豆腐の入れ物で代用可能。色水の染まり具合の確認する為に透明か白色で。
◎網目の細かいネット・・・排水ネットや洗濯ネット、ストッキング等水に強い素材を使用。
◎透明なカップ等(プリンカップ代用可)・・・必要に応じて用意します。
◎水道水・・・水量150ml(水100mlでも可。より濃い色水になる。)
作り方・手順
それでは細かいところまで丁寧に解説していきたいと思います。閲覧しながら行っていただければと思い写真も多めです。
(※Internet Explorer(2022年サポート終了)、iOS 13以前、MacOS Catalina以前のバージョンでは画像が閲覧出来ません。お手数おかけしますが別のブラウザにてお試しください。)
①朝顔の花の額(緑の部分)をひっぱりながら慎重に取ります。
↓↓↓こんな感じです。花びらが破れることがありますが次の工程には支障ありません。
②細かいネットに①の花を入れます。
花をそのまま水につけて色水をすることも出来ますが、花のごみが浮き出てしまい濾す作業が必要となります。ネットに入れると遊んだ後の片付けが容易になります。
③空の容器に水道水150mlを入れます。その後、②を水につけて、指でこすり合わせたり揉んだりして色素を水に溶かしていきます。子どもは両手で行うと時短になります。
④色素が出てきたら完成です。
水道水150mlで花7つで色水をつくると下の写真のような色合いになります。
⑤必要ならプリンカップの透明の容器に移し替えてください。
朝顔の色水が完成したら早速活用したいですよね。
色水でジュースに見立てて、おままごとが楽しめます。水の量を減らせば画用紙にお絵描きして遊ぶことが出来ます。幼い子どもと遊ぶ時は飲んではいけないことと一言声かける必要がありますけどね。
他にも活用方法できます!子どもともっと楽しみたいと思われる方に必見!夏休みに自宅で手軽に「科学実験」が出来てしまいます。自由研究や知育遊びにもおすすめですね。
詳しくは、下の記事で書いています。
>>朝顔の色水実験してみた!アントシアニンにおける色の変化に驚き!?(記事)
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